14スイングウェイト [kgm²] スイングウェイトとは、グリップを支点にポールを振り子のように動かした時に感じる重さのこと。ポールの先端近くが重いほど、ポールを操作するのに、より多くのエネルギーが必要になる。スイングウェイトのテストは、グリップ、ストラップ、バスケットがない状態で行われる。スイングウェイトは軽いほどよい。バランスポイント [mm]この測定値はポールのトップから計測し、ポールが平衡状態になるポイントを表す。シャフトは長さ1350mmのものを使用し、グリップとバスケットがない状態で測定される。重心は高いほどよい。破断荷重 [N]ポールに外力が加わった場合の破損抵抗を表す重要な機械的値。耐久性の指針となる。破断荷重の測定は、シャフトを6つの異なるセクションに分け、それぞれの中央部分に破損するまで力が加えられる。そして、6つの値を平均して破断荷重を求める。破断荷重の値は高いほどよい。剛性 [mm]この値は、滑走中のパワー伝達効率を決定する。より硬いポールは、スキーヤーのエネルギーをより多く伝えることができ、ポールがフレックスすることで吸収されるエネルギーはより少なくなる。測定はグリップとバスケットがない状態で行なわれ、各セクションの中心にある2つの異なるポイントに力を加え最大のたわみ幅を測定。これら2つの値を平均して剛性を求める。シャフトは硬いほどよい。重量 [g/m]シャフトの重量は、スキーポールのパフォーマンスを決定する主な要因。ここでいう重量とは、グリップとバスケットを含まない1mあたりのシャフトの重量のこと。シャフトに使用される素材が、この数値に大きな影響を及ぼす。重量は軽いほどよい。NORDIC POLE PARAMETER
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